20222月 自然を語る会

〜オオカバマダラ(モナーク蝶)の現状 後編〜

 

日 時:2022219

場 所:飯田橋ボランティアセンター及びZoom

参加者:21名(飯田橋ボランティアセンター、Zoom含む)

講 師:柳澤征克さん

 

前回(115日)の続きとして、柳澤さん作成の資料を基にオオカバマダラの現状について学習した。

 

近年、オオカバマダラの個体数が減少しており、その原因として除草剤の多用によるトウワタの減少、森林破壊、干ばつ等が挙げられる。

オオカバマダラに限らず昆虫たち(動植物含む)が減少することは食物連鎖の生態系が崩れてしまうことに繋がりかねない。

 

その救済策として保護区設立等国や企業の積極的関与や市民による保護活動が行われている。

 

なお、日本ではオオカバマダラを見ることはできないが、同じ渡りをする蝶としてアサギマダラがいる。

 

講義の締めくくりとして「自分たちに何ができるのか?」を自由討論した。

・レイチェルカーソン国立野生生物保護区に私たちが何か手伝えることはないか等コンタクトをとってみるのもいいかも。

・蝶などが食べる物が減っているのをなんとかしたらいいのでは?

・いろんな発見があるので自然に出ましょう。

・日本に生息する蝶など身近なところで何かできるかをやってみるのも楽しいかも。

等々の意見が出て、次回3月の自然を語る会では自分たちに何ができるかをフリー

トークする予定。

(文責 篠原)