■2015年5月9日(土)

    


センス・オブ・ワンダー出版50周年記念フォーラム
2015年5月9日(土)13:30〜17:00
日比谷図書館地下大ホール


第一部はオーガニックシアターさんの音楽朗読劇「レイチェル・カーソン物語」を上演。
現代社会の問題とカーソンの人柄・思い、そして遺作「センス・オブ・ワンダー」の
名言が、歌と音楽と朗読で綴られた感動の物語であった。

第二部は<センス・オブ・ワンダーの広がり−自然そして社会へのまなざし−>という
テーマでパネルディスカッションを行った。日頃、環境教育の現場で「センス・オブ・
ワンダー」を広げる活動をされているパネラーの皆様から、実際の活動の場における
子供達とのふれあいやエピソードをスライドの映像を交えながら紹介していただいた。
第一部、第二部を通して、美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性
(=センス・オブ・ワンダー)を育むことの大切さを再確認すると共に、その感性は
大人になっても忘れてはならない、かけがえのないものであることを出演者の皆様から
教えていただいた。
当日は大勢の方が会場にお越しになり、イベントは大盛況であった。
出演者、関係者、並びにご来場の皆様に厚く御礼申し上げます。

第一部 オーガニックシアター「レイチェル・カーソン物語」
脚本・演出:ナガノユキノ、監修:上遠恵子
出演:青沼神対馬、椿留美子、作曲・キーボード演奏:RIMAKO

第二部 パネルディスカッション
小西貴士(写真家、森の案内人)
飯沼慶一(学習院大学文学部教授、元成城学園初等学校教諭)*
*代行:鈴木善次(日本環境教育学会元会長、レイチェル・カーソン日本協会顧問)
井上則子(津田塾大学国際関係学科教授)
コーディネーター:上遠恵子(エッセイスト、レイチェル・カーソン日本協会会長)

(文責 柳澤)